ウエディングブーケ選びのコツ
- yoshida575
- 2021年9月6日
- 読了時間: 3分
「どんなブーケを選べば良いんだろう?」
「ウエディングドレスの雰囲気とあうのはどんな種類のブーケ?」
「会場のお花とも雰囲気を合わせた方が良いの?」
など、ブーケのデザインについて、花嫁さんから様々な質問を頂きます。
ウエディングブーケは、花嫁さんの印象を作る大事なアイテムですので、ウエディングドレスや、ヘアスタイル、そして会場の雰囲気など様々なことを踏まえてデザインを検討する必要があります。
好きなお花、好きなデザインなど、ブーケ単体のことだけを考えてデザインを決めるのは危険とも言えます。
ブーケを作ってくれるフラワーコーディネーターさんはお花のプロではありますが、結婚式全体のトータルコーディネートには詳しくない方が多いのが現実です。
花嫁さんご自身がブーケの選び方を知っておく必要があります。
1.ウエディングブーケのデザイン種類について
それではまず、ブーケの種類についてお話します。
◆クラッチブーケ
花を束ねて作る花束のようなブーケです。
一輪一輪のお花に葉っぱもついていて、茎も見えるので、グリーン(緑)の割合が大きいブーケです。ナチュラルなブーケですという説明をすることが多いのですが、使用するお花の種類によって印象は変わります。
花束ブーケと言っても、お花屋さんで売っているようなラッピングペーパーはついていません。その代わりリボンの印象が大きくなるので、太さや質感、色味についてもフラワーコーディネーターと相談するのが良いですね。
◆ラウンドブーケ
ブーケフォルダーという資材を使用して作ります。花をフォルダのオアシス部分に指して作っていくので、お花の頭の高さが揃った丸っこいブーケを作ることができます。クラッチブーケが無造作な印象になるのに対して、きれいでかちっとした印象のブーケに仕上がります。
◆キャスケードブーケ
ブーケの作り方は、ラウンドブーケと同じですが、下に向かって長くなり、逆三角形のような形になるのが特徴です。キャスケードブーケは流れるような動きのあるブーケで、清楚なイメージになります。
◆リースブーケ、バッグブーケ、ボールブーケ
それぞれ、リース型やバッグ、てまりのようなボールブーケと、特徴的なシェイプのブーケもあります。それぞれのシェイプに紐をつけて、ぶら下げて持つことになります。作りこまれた印象的なブーケになりますので、クリスマス時期のウエディングだからリース型、和装なのでてまりの雰囲気でボールブーケなど、ウエディングのテーマに合わせて選ぶことが多いです。
2.ドレスデザインとの相性について
ブーケを選ぶとき、ウエディングドレスとの相性を考えると思います。
Aラインやプリンセスライン、マーメイドラインなど、ドレスの形にあわせて、ブーケの形をあわせていくことが多いのですが、実はドレスの生地感や色味、レースやビジューの雰囲気によっても合うブーケは違うのです!
また、クラシックなドレスだから、ブーケもクラシックな印象のものにするという王道スタイルもありですが、印象を変えて少し「外す」ということがおしゃれの秘訣でもあります。
☆こちらの花嫁さんのコーディネート

素材はレーシーで、清楚なイメージのドレス。
背中は大きくあいていて抜け感のある一着です。
熱帯雨林のようなアジアンな雰囲気の植物の前での撮影だから、明るくて大輪のお花を使ったクラッチブーケをセレクトしました♡
「外す」度合は、バランスが大事なので、センスが問われますね。
花嫁さん一人で考えるのはなかなか難しいので、全体をコーディネート・スタイリングしてくれる存在が必要です。
私たちは、ウエディングプランナーが全体を把握し、細部にまでこだわったトータルコーディネートを提案しています。
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